TDD のテストは設計だ。

  テスト駆動開発のテストは、テストか? - TDD から BDD へ

で、TDD に於ける `テスト' が、どの様なものかという考察がなされています。ここで、

  最近、アメリカテスト界の有名人であり、アジャイルコミュニティへの貢献も大きい、
  Brain Marick(www.testing.com/cgi-bin/blog) 氏とメールで話す機会があった。
  
    アメリカでのコンセンサスは、TDDのテストはテストとしては二義的であり、一義的
    には、「設計ツール」だ

と書かれていて、非常に共感するものがあります。
以前、私はここに来る前に書いていた blog (いえ、完全に引っ越しを決めた訳ではありませんが) で、

  ソフトウェア開発の設計とテスト駆動開発

というエントリを書いていまして、そこで考察している、

  そもそも TDD (テスト駆動開発) は、
  
  - ソフトウェア要件を明確化し、(テストコードの作成)
  - その実装を行ない、(対象物となるコードの作成)
  - 確認する。(テストコードの実行)
  
  ことを、要件の単位で繰り返す訳で、非常に合理的な手法だと思います。
  そして、この繰り返しを設計フェーズで実施し、テストを設計に折り込むことにより、
  一つ一つの設計内容の検証を、設計のフェーズの内で実施できる様になります。これは
  設計作業に於いて、有力な武器となり得るでしょう。

という内容は、多少ピントがずれてはいるかもしれませんが、本質的には結構似ている話なのではないかと思いました。
;; 似ていることと、同じこととは異なりますが。
引用した以前の記事は半年弱ほど前の記事なんですが、読み返してみると言ってることが良く判らない部分もあり、細い記述が曖昧だったり矛盾もありそうです。語彙も正確でないものがあって酷いものですね。
BDD, rSpec の話も含め、もっとちゃんと読んで、もう一度考えてみたいと思います。